人気ブログランキング | 話題のタグを見る

黒と白の聖騎士

perua.exblog.jp

ブログトップ

ペルのこと   

2006年 09月 12日

こんばんは、ペルーアです。

本日はペルーアの名前の由来についてお話します。

以下メイポとは基本的に無関係ですので、興味のある方だけお読み下さい。

ペルのこと_c0076279_12325463.jpg




ペルのこと
ペルーアの名前は中の人が飼っていたペットの名前です。
以下ペル→猫、私→ペルーアの中の人です。
少し長くなりますがペルのことについて書いてみたいと思います。

ペル我が家にやってくる
私と猫との関わりは乳幼児まで遡ります。
お昼寝をしている私の枕元をねずみが駆け抜けるのを母が目撃。
それ以来我が家では猫を飼う事となります。
当時犬もおり、その中で育った私は周りに動物がいることが当たり前の環境で大きくなります。
家を購入し引っ越してからも数年はその環境は変わりませんでした。
しかし、犬が死に、猫も死んでしばらくペットがいない状況が何年か続きます。

私が小学生のころ。
近所で捨て猫が保護されます。
近くにある中の川(ありがちな名前)からダンボールごとどんぶらこと流れてきたそうです。
箱の中には子猫が2匹。
そのうちの一匹がペルです。
母親を説得して無理やり飼うことになりました。
当時のペルの大きさは小学生だった私の片手手のひらに乗るぐらいの小ささ。
黒と白の猫で、鼻の所に黒い部分があるのと、背中にひし形の白い模様があるのが特徴。
ペルシャ猫でもないのにペルと命名したのは私。

ペルとの遊び
両親共働き&一人っ子の私にとってペルは姉妹そのもの。(ペルはメスです)
二人で良く遊びました。
良くした遊びは追いかけっこ&かくれんぼ。
家中を走り回り、ペルは押入れなどに隠れます。それを私が見つける。
見つかったペルはまた弾丸のごとく走り出す。それを私が追いかける。
これを30分もやると二人ともぐったり。
また、特訓ごっこもよくやりました。
軍手をつけた手をペルの顔先に。ペルは軍手にがぶりと噛みつき、前足でがっちり捕捉。
そのうえに強烈な猫キックをお見舞いする。
この特訓のおかげかペルはその後近所で「女ボス」と呼ばれるまでに成長します。
夜は母親と一つ布団で眠り、母がおきるとまだ寝ている私の布団で眠ります。
寝ている私の顔をちょいちょいっと引っかき(一応手加減しているらしい)、
私は「いたいよ~」と文句をいいながら、布団の中にいれてあげました。

ペルの家出
私が中学生の頃。
ある日突然ペルがいなくなります。
その頃になると、いつも仕事から帰ってくる母を迎えに外で待っていたペル。
しかし、その日はいつもの角にペルの姿がありません。次の日になっても帰ってきません。
毎晩ペルを探してさまよう母。私も学校の友達に呼びかけます。しかし見つからず。
1ヵ月後。
良く似た猫を保護したとの友達からの連絡が入ります。
早速見に行くと、友達の物置の中から出てきたのはペルです。間違いありません。
背中の北海道地図(白いひし形の部分)がペルだと言っています。
家につれて帰ります。しかし、私達のことなどすっかり忘れてしまったのか、部屋の真ん中で
ボーっとしているペル。
でも、2・3日たつとすっかり元通り、追いかけっこもかくれんぼもするようになりました。

ペルの脱走
ペルは非常に頭の良い猫で、引き戸は自分で開けます。
教えたわけではないのですが、そのうちドアノブもまわすようになりました。
しかし、それを他人の家でもやってくれるようになり(窓から無断侵入)、近所から苦情が来るようになります。
そこでやむを得ず外出禁止令を言い渡します。
(※現在私の実家があるところでは条例により猫の放し飼いは禁止されてます)
これに激しく抵抗したペル。無言で抗議行動を取ります。(ペルは非常に無口な猫でした)
窓枠をかじり、柱をかじり、あっというまに家中ぼろぼろです。
そして、隙をついて脱走。
鍵さえあいてれば自分で窓を開けて逃げ出します。
この脱走&追走劇はペルが死ぬまで続きます。

ペル年を取る
いいかげんいい歳になった私は実家を出て一人暮らしをはじめます。
たまに猫に会いに実家に帰ります(実家には当時3匹猫がいました)。
ペルもさすがに年をとり、おばあちゃんになって来ました。
まずは、足腰が弱り歩くときよろよろします。
次に、トイレ。おねしょを頻繁にするようになりました。
衝撃的だったのは尻尾。ペルの尻尾はピンと上に直立していて先っぽがかぎ尻尾だったのですが、それが半ばから下のほうに垂れ下がって大きな弧を描いていたのです。
尻尾はその先どんどん下がり続け最後にはすべて下向きとなりました。

ペルの死
結婚して引越しし、いよいよ実家と遠くなった私。
里帰りのために久しぶりにペルと会いました。
この頃になるとペルは一日寝てばかりになっています。
でも、皆がご飯を食べているとやってきて、私に「その肉をよこせ」と前足で私の腕を押さえます。
ああ、ペルはまだ元気だなぁ~大丈夫だな、と思って安心して帰ってきました。
その1ヵ月後。
ペルが死んだとのメールが入りました。
もう大往生といってもいい年だったのですが、ペルは最後まで生きようと懸命でした。
激しく全身が痙攣し、口中血だらけになりながらも、頑張っていたそうです。
そして、身動きが出来なくなり、口元に運んだ水をなめるのがやっとの状態に。
前々から決まっていた約束のためどうしても外出しなければならなかった母が家に戻ると
ペルはまだ頑張ってました。
「ああ、この子まだ生きてる・・・」
と母は思い口元に水を運ぶと、申し訳程度に舌を動かしました。
それが最後でした。


ペルは20年以上生き、人間に直すと100歳以上です。

困ったこともたくさんありましたが、私にとっては最高の家族であり、友達でした。

そんなペルの名前をもらったペルーアは、私にとってやはり特別なキャラクターであり、

たとえ、ステ振りを間違っても大切なのでした。

ペルの性格を考え、職業は女戦士に。アバは白と黒で統一しております。

さてすっかり長くなりました。ここまで読んでくださった方大変ありがとうございました。

次回からはいつものペルーア日記に戻りますのでご安心を^^

次は、ペルーアバトンに答えるの巻(メイユウさんのバトンに答えるスペースもそんな雰囲気も

なくなってしまった・・・)です、お楽しみに!

by ペルーア by romantic-warrior4 | 2006-09-12 18:20 | ペルについて